ARMADA 600について
Moby がらみのアクセスが多いので、ARMADA 600についてまとめておきます
本記事はいわゆる「公式発表」ではありません。
ARMADA 600 とは
ARMADA 600とは、Marvellが2009年10月に発表した、ポストXScaleのCPU系列です。
- ARMADA100 ARMv5TE(XScaleと同系アーキテクチャ)、ローエンド機器、プラグコンピュータ等、XScaleからの移行を促す?
- ARMADA500 ARMv7(最新アーキテクチャ)、2D/3Dアクセラレータ内蔵、HD1080pサポート、SATA,PCIe,GbitEther内蔵、ネットブック、シンクライアント等
- ARMADA600 ARMv7(最新アーキテクチャ)、2D/3Dアクセラレータ内蔵、HD1080pサポート、省電力DDRサポート、超低消費電力、スマートフォン、POS端末等
- ARMADA1000 RVU向けプロセッサとして登場しました。
Marvell Mobyに採用されたARMADA 600は、当初の想定ではスマートフォンレベルまでで、Mobyのようなネットブック向けとはされていませんでしたが、 99ドルという価格を実現するためにより安価であろう、600を採用した可能性があります。
報道によれば、MWC2010会場ので「ARMADA 618」の動作デモを行ったとされており、Android上で1080p、30フレーム/秒の動画を再生した様子です。
これは、Mobyの1080pフルHD動画再生という機能とも、当初からのハードウェア機能とも一致します。
また、99ドルともなると電池の価格も相当抑えないといけないので、600シリーズの超低消費電力という特性も活きてくることしょう。
余談となりますが、2010年1月にMarvellがクアッドコアのARMプロセッサを発表しましたが、その際には「500/600シリーズのコアをベースにしたもの」と 明記されていました。なので、v5TEベースのArmada1000はたぶん忘れていいんじゃないかと思う次第です。
ARMADA 600にある(と思われる)機能
XScaleにしても、Marvellにしても伝統的に、シリーズ内で細かな違いがあるチップを大量にリリースします。
例えば、Monahans(PXA300シリーズ)でも製品としては3つ(300, 310, 320)ですが、実際には個人的に知っているだけでも10以上の製品が存在しています。(ESレベルでは290というのもありましたし)
なので、Mobyに搭載されているCPUにどのような機能が搭載されているかは正直、不明です。
可能性としての列挙となりますのでご了承ください(しかも情報の粒度がバラバラですね)。
- CPU速度 最大1GHz
- L2キャッシュ 256KB
- サポートメモリ DDR1/2/3(LP可)
- Wireless MMX2 XScale時代からの機能、DSP演算
- VFPv3 ARMアーキテクチャでは標準的な浮動小数点演算機能
- Jazelle javaのバイトコード実行をサポートする機能
- TrustZone ARMのセキュリティ機能、コア内に実装される
- HD1080 1920x1080のフルHD画像サポート機能
- アクセラレータ 2D/3D対応
- 超低消費電力 超低消費電力版の提供予定あり
液晶の価格を考えてもHD対応は外部ディスプレイになるでしょうね > Moby
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