Marvell Armada 100対応 開発・実装プラットフォーム Trizepsについて
横浜で開催される ET 2010 (12/1~3) に本製品を含むフラットーク製品が出展されます。
ぜひご覧下さい
今回は、Trizepsモジュールの販売を開始した、フラットーク様におじゃましております。
本サイトでも既報の通り、フラットーク様は、Marvell ARMADA-100及びXScale PXA320のEmbedded CPUを搭載した Trizepsモジュールの製品ラインの日本での販売およびサポートを行う契約をKeith & Koep GmbH社と締結しました。
このモジュールやその展開などについて、お話を伺いましたのでレポートさせていただきます。
Trizeps モジュールとは何でしょうか
Trizepsモジュールとは、Marvell ARMADA及びPXAプロセッサをベースにした製品で、 Windows Embedded CEソフトウェア・プラットフォームをサポートするものです。
また、OEM、ODM、ISPを対象にしたプラットフォームの開発およびデバッグを行うことができるように設計されており、 新しい携帯情報端末機器の開発者にとっても、非常に有効なプラットフォームとなります。
Trizeps モジュールの特徴はどのようなものでしょうか
- Marvell ARMADA 100 シリーズおよび、PXA 300シリーズに対応しております。
単一の評価キットで、複数のCPUターゲットに対応可能となっています。
現状での対応CPUは以下の通りです。
- Marvell ARMADA 168
- Marvell ARMADA 166
- Marvell PXA 320
- Windows Embedded CE 6.0 ソフトウェアプラットフォームをサポートしております。
また、将来的には Windows Embedded Compact 7 をサポートします -
Trizepsモジュールと、評価キット及び製品組み込み用デバイス(例:7インチタッチスクリーン)のインターフェースはSODIMMスロットを用いております。
これにより、高速動作と多様なデバイスをサポートするMarvell ARMADA CPUの特性を両立させております。
モジュール上にはRAMおよびフラッシュメモリ、microSDスロット等が装備されているため、少量多品種生産にも最適です
-
多様な周辺機器をサポートしております
搭載CPUにより異なりますが、Marvell ARMADA 168プロセッサ搭載ボードの場合、以下のようなインターフェースをサポートします。
- microSDスロット(オンボード) x 1
- LCD 最大1920x1200(WUXGA)
- USB 2.0 ホスト x 1
- USB 2.0 OTG(ホスト+スレーブ) x 1
- Wireless LAN 802.11 b/g (マイクロアクセスポイント可能)
- 10/100 Mbit Ethernet
- Blutooth v2.0 + EDR
- シリアルインターフェース(UART) x 3
- SD/MMC/SDIOカードインターフェース(4bit幅) x 2
- 4-in-1 カードリーダ(xD,MMC, SD, Memorystick)
- コンパクトフラッシュインターフェース
- カメラインターフェース
- ステレオライン入力、モノクロマイク入力インターフェース
- 20bit ステレオ出力
- 4線抵抗式タッチインターフェース
- 10bit ADC x 4
デバック環境はどうなっていますか
デバッグは評価キットとは別売になりますが、JTAGデバッグ用のUSB接続ケーブルがあります。
これにより、USB 端子を備えた Windows PCであれば、Trizeps モジュールのデバッグが可能になります。
Windows 以外の環境への対応の予定はありますか
時期についての明言はできませんが
- Linux
- Android
詳細なバージョンについては今後検討していきます。
ARMADA 100シリーズ、PXA320以外のCPUへの対応予定はありますか
ARMADAシリーズの他のCPUへの展開を予定しております。
フラットーク様のビジネス展開についてお教えください
この、Trizepsモジュールは以上で紹介したような特徴により、
- 開発(Development)
から
- 製品化(Production)
この製品としての特徴を生かし、少量多品種生産を含めたTrizepsモジュールのカスタマイズや組み込みをKeith & Koep GmbH社とも協業しながら行っていきます。
評価キットを国内で利用する際の注意点はありますか
日本国内で評価キットを使用する場合、技術適合認証の問題で無線LANモジュールが使えない場合があります。
おわりに
今回、Keith & Koep GmbH社のTrizepsモジュールについてお話を伺いました。
このシステムは拡張性や発展性のあるシステムであり、また、開発から製品展開までの流れをスムーズにできる可能性の非常に高い製品であると感じました。
これらを用いることにより、お客様の求める組み込みシステムを短納期で作成するだけではなく、 アプリケーションを組み込んだ状態でのモジュール販売など、新しいビジネスが起こる可能性も考えられます
また、PXA166/168に対応した評価キットとしても非常に有用であると考えます。
以上
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