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IDY 本田氏に聞く、Google Android 開発ビルドキットとその存在意義

★これから起動★


本日は、Google Android 開発ビルドキットの販売を開始された 株式会社 IDY 代表取締役社長 本田 和明氏を迎えて、 この、ビルドキットについてのご説明を伺うこととなりました。

単に製品説明に留まらず、本田氏の狙いや思いといったようなものも含めてお話を伺うことができましたので、是非、最後まで お読みください。

文章に関しては本田氏に伺ったことを基本に、周辺調査の結果等を加え、筆者の文章として記述されております。 また、写真ですが、記事の説明と直接に関連しておりませんのでご了承ください。
Google Android は基本的にはLinux であることは疑うまでもありません。
しかし、現在、日本の組込業界では、Linux はWindowsほど一般的ではないと考えられています。
本田氏が、この製品を出した目的としては、Androidをみんなに使ってもらうためには、 簡単に開発をはじめられる環境が必要だと考えたということが基本としてあります。

Google Android はAPIが全て公開されていることもあり、非常に注目され、実際、使われはじめてきています。
★IDYロゴのスプラッシュ★
★Androidロゴのスプラッシュ★
キャリアから携帯端末という形でも出てきましたが、そんなに「とっつき」がよい環境かというとそうでもないのが事実です
SDKやEclipseのダウンロードは簡単ですが、インストールの時点でつまづく方も少なくはないようです
インストールに成功すれば、エミュレータを使って開発することができるようになるわけですが、 実際のハードウェアを利用するとなるとさらにハードルが高くなります。

Google で開発者登録を行い、399ドルを支払ってDev Phone を購入しても日本ではアクティベートするのも ノウハウが必要になっています。


しかも、ここまでの項目は、ほぼ、英語のウェブサイトから行うことになるわけです。
全部日本語でやれないとなかなか初められないと思います。

また、Androidはデバイスフリーですが、Dev Phone 以外のもので動かすというのは、これは組込の プロフェッショナルでもすぐできるというものではありません。
むしろ、それが各社のノウハウとされているという現実があります。
★起動画面★
★メインメニュー★


IDYのGoogle Android 開発ビルドキットは、組込の専門家向けと、アプリケーション エンジニア寄りの両方に対応するものと、筆者には感じられました。

専門家向けにはハードウェアだけでなく、フルソースの販売を含めて、広汎なサポートを提供するモデル、

アプリケーションエンジニア寄りには、BSP(ボードサポートパッケージ、起動させるのに必要なバイナリ)や 必要なものをBuild済みのハードウェア+バイナリの提供という形です。


広汎なサポートを提供するモデルは従来型ですので、当サイトとしてはアプリケーションエンジニア寄りの立場を取り、 さらにおお話を伺いました。

現状ではAndroidで実機を用いてデバイス開発を行う際に「こういうもの準備をして、このように行う」というものがありません。
実際には実機があれば、Eclipse, JDK, AndroidSDK, 実機用のUSBデバイスドライバがあればいいのですが、一般的な製品と違い、 実機を買ってもそのようなリストが付いてきません。
また、やることの内容によって、PC側の準備も変わってきます
★[Maps]をタッチ★
★GoogleMap起動★


当サイトでは本ビルドキットを紹介するだけではなく、開発環境の作りかたなども含めて 情報の提供をしていきたいと考えております。

というわけで、まずは、販売を開始します。入荷は7月中旬となります。
XScale ストアはこちら

このビルドキットに付属する環境をPCに展開すればすぐに開発がはじめられます。
また、IDY様の協力を得て、開発連載を行うことも決定いたしました。
組込開発にもjavaにもほとんど経験のない筆者がどのように開発をしていくかご覧いただけます。


ビルドキットの想定はLinuxに詳しくない人、ということになっておりますので、 TFTPサーバ等、あまり一般的でないものは、既にビルド・インストール済となっています。

プログラミング言語では「Hello, world」的な表示するだけの練習問題というものを 一番最初に行うのが普通です。

このビルドキットでの「Hello, world」は起動スプラッシュの差替となります。
この記事ですと上から二番目の写真、IDYロゴの画面を「オレ様」の画面に差し替えるという ことになります。

もちろん、それだけではなく、java アプリや、独自のAPIの開発も可能です。
> (連載でそこまでいけるかは不明ですが) <br >
★GPS情報を捕捉★
★確かにこの辺にいます★


本田氏の構想には、携帯端末をキャリアに縛られず、一台から自由に使い、 作り、カスタマイズしたい、してもらいたいというものが根底にあるように感じました。

例えば、AndroidのAPIに被せて、または横から持ってきて、自分のAPIを作るなどです。
これを、公開してもいいし、個人/自社のノウハウとして有効活用してもいいでしょう。
個人的にも、そのような門戸が開けていれば面白いと感じます。

また、用語集をこれから充実させていきたいとのことです。



最後に本田氏の雑感となりますが、
自分たちの技術を持っていてもそれを表現できない人・会社が多いと感じておられるそうです。
用語集を充実させるのも、「外部の人にわかってもらう」ためだけではなく外部の人に通用しない言葉を 「開発者にわからせる」ためという側面もあるように感じました。

そして、技術を文章でうまく説明できなくても、スキンだけなら絵を書いて差し替えるだけです。
それだけでも「自社端末」はすごそうに見えます。

さらにJavaでアプリを作っておき、文章やプレゼンでは訴求しずらいこともわかりやすく伝えることができます。
そういうことのためにも、このビルドキットを使って欲しい、とのことでした
★1250mAh★

以上


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